お盆で人もずっと少なかった東京ですが明日あたりからまた平常ですね。
近頃は使い勝手のいいインスタがメインになってしまい、ついついブログ更新を怠ってしまい申し訳ありません。
こちらでのご報告が遅くなってしまいましたが
銀座動物IIIは13日(土)を持って無事終了しました。
白ライオンもおかげさまで初日抽選でお家が決まっております。
暑い最中お出かけくださいました皆様、気にかけてくださいました皆様には
本当にありがとうございました。
そしてもう一つ、
只今開催中のテディベア作家 加藤日砂さんプロヂュースによる「〜幽玄展〜テディベアの可能性」に初参加しています。
12日(金)初日、お出かけくださいましたお客様には、長いお時間本当にありがとうございました。
幽玄展は、主催の加藤日砂さんの染めた素材を使って各作家が思い思いの作品を自由に作り、
集まった作品を全て日砂さんが配置し空間を作り出しています。
本当に随所に心の入った素晴らしい展示空間になっています。
各作り手が染め上がった布をどのように感じ形にしたのか、
一つ一つ読み取るのも楽しいです。
いくつかある企画のうち谷中のZOOは、
オーダー染色のオリジナル作品と、日砂さんのオリジナルパターンを自分なりの作品に作り上げるHisa'sパターンの2作品で参加しました。
オーダー染色では白のモヘアを宵闇のイメージで、
いつか使おうとしまっていたビスコースのシカ模様の布を黄色でとお願いしました。
制作時間がタイトな事もあり、
布の到着を待つ間に大体このような色で来るかなと作品の形はイメージしていました。
でも、特に染め上がって全く別物になって帰ってきたシカ柄の布を見、触った時、
この布を見たその時の感動を残したような作品がつくれないかと思いました。
森の奥深くで命を終え、朽ちて皮だけが残る鹿の亡骸に、
本当は目には見えない精霊がふっと乗り移り、
ただの布のようだった鹿皮が命を吹き込まれたように動き出す
ぼぉーっと浮き上がるようにしたくて、専用台座も作りました。
会場では安全のため台座から下ろした形で展示されています。
ギャラリースタッフにお声をかけていただけましたら
乗った形でもご覧いただけると思います。
えへへ、かなり中二病入ってます。
そして、嬉しいお知らせが。
初日お手伝いに伺い私の展示台を見ると、何やら張り紙が。
鹿霊さん、幽玄賞なるものをいただきました。
とても嬉しくありがたく思っています。
とても苦労したけれど楽しい制作過程でした。
本日16日17時までとなってしまいましたが、
もしお時間ありましたら空間の色のパワーを感じにお出かけください。





〜幽玄展〜「テディベアの可能性」6th
◾️会期:2022年8月12日(金)〜16日(火)
11:00〜19:00(最終日17:00まで)
◾️会場:White Gallery @文京区千駄木2-35-2